NECOLは蛍光灯照明器具と比べ非常に小さく軽量であるため取付も簡単です。
レンズによる配光制御、点灯回路方式を変えることで、トンネル以外の場所でも使用が可能です。
走行車背面を照らすことでドライバーの安全性も向上
非常駐車帯のランプ交換が20年間不要
ランプ交換のための料金所レーン閉鎖を軽減
ポール不要で管理が容易な低位置照明
従来のトンネル照明は、ナトリウム灯や蛍光灯など放電管ランプを使用したものが主流でした。しかし、必要な明るさ(安全性)を確保しつつ消費エネルギーを削減するには、光源ランプの特性上限界があり、新しい光源による本質的な改善が求められていました。
そこで当社では、平成20年より"次世代のトンネル照明器具"として、省エネルギーと照明性能の向上を目指して、照明設計の自由度が高い"LED"を用いた照明器具の開発を始めました。LEDチップの選定、電源回路の検討、放熱対策など、さまざまな試作と実験を繰り返し、トンネル内の明るさのムラをなくしつつ省エネルギーとなるLED照明器具の開発に成功しました。
さらに、先行する車両や障害物を見えやすくするために照射する光の向きを工夫した、プロビーム型の照明器具も開発し、視認性を向上させることができました。これらは、実際の高速道路や一般道のトンネルに設置され、高い評価を得ています。また、その他トールゲートやランプウェイ部などの照明としても応用されています。
今後も、さらなる性能の向上と他分野への応用を目指して、日々開発を進めていきます。